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血尿が出た

2010年7月20日

何もない一日のはずだった。朝起きて、普通に会社へ。今日はコンピュータとにらめっこのストレスの溜まる仕事ではあったのだが、それが悪かったのだろうか。

午後2時ごろ、トイレに行きたくなった。考えてみれば出社してから初めてのトイレ。が、しかしおしっこが出ない。尿意はあるのだがおしっこがでない。しばらく頑張ってみたけど出ない。おしっこの代わりに赤い汁状ものが出てきた。「あっ」と思ったね。そういえば、今朝のトイレでのおしっこが妙に赤かった。ああ、疲れてんだなあ、としか思っていなかったけど、その時から始まっていたんだね。

赤い汁状のものは、ほんの少し出ただけで、後は出ない。血尿だな、と思い、今日は早退することいした。帰りの電車を待つ間に、また尿意をもよおしてきたので駅のトイレに。大の方に駆け込んで、しばらく頑張る。出ない。突然、せきを切ったように赤いドロドロしたものが心太を押し出すように出たと思うと、続いて真っ赤な鮮血が出た。あまりの赤さにビックリ。これはちょっと大変なことになっているんだなと実感。

家に帰り、疲れていたので少し寝た。起きてみると午後6時。今から病院へ行っても外来は終わっている。奥さんにお願いして、コールセンターへ電話してもらい「泌尿器科の先生のいる救急診療をしてくれる病院」を探してもらった。とりあえず、一番近くの病院へ自分で出向いた。とんでもないことになるとは思ってもいなかった。

病院へ着く。症状を伝え、待合室で待つ。早く見てもらえそう。

呼ばれたので診察室へ。「どうされました?」 そこで今日一日の出来事をすべて話す。超音波検査をしたところ、膀胱に黒い液状のものが映し出された。「血液っぽいですね」「これが固まって、おしっこが出なくなったのでしょう」

処置をしましょうねと。処置とは膀胱に管を差し込み、ドロドロ状の血液を吸い出すことだそうだ。処置の前に家族の方を呼んだ方が良いということで、電話で奥さんを呼び出す。到着には30分ほどかかるので、その間に処置をすることにした。

約15分ほどの処置は地獄だった。何せ自分で排尿できないんだから、代わりに管を差し込んで吸い出すんだから。麻酔とかするわけではないので、身体全体の体力を消耗してぐったりいているところ奥さんが来た。止血剤を点滴して、一時間後にあまり出血が見られなければ、今晩は帰ってよいとのこと。ただ、左側の腎臓が大きく膨らんでおり、明日改めてCTスキャンを撮ろうということになった。

今日が始まりではあったが、思えば18か月前に始まった体重減少(3か月で8キロ)は、結局はこれが原因だったとは。