CTの結果

7月23日

CTの結果が出ているので、病院へ。奥さんは都合がつかないので、私一人で行くことにした。

やはり左の腎臓に腫瘍ができているとのこと。約9センチとだいぶ大きい。ここで腫瘍に関して説明が。腎臓にできる腫瘍は約90％が悪性腫瘍である。したがって、治療も悪性腫瘍を前提として行う。この大きさであれば腎臓全体を摘出する方法しかなく、その後の病理検査で腫瘍が良性のものとわかっても、当然ながら提出した腎臓を元に戻すことはできない。腎臓は左右2個あるので、片方の腎臓に問題なければ摘出手術を勧めるとのことだった。

いわゆる腎臓癌である。まあ、あっさりした癌告知だった。

8月10日に手術をする予定を立てて、それに向けいろいろと準備していきましょうとのことだった。血液を抜いて手術用の輸血血液として保存したりと、いろいろとやることがあるらしい。ということで改めて7月26日（月）に家族と一緒に来てほしいとのことだった。

帰宅してから奥さんにも話したが、腎臓摘出は避けられそうにもなく、問題は「どの病院で手術を受けるか？」ということになった。処置をしてもらった病院も大きな総合病院であり、先生も非常に詳しく説明してくれる良い先生であった。ただ、この勢いで行って良いだろうか？すべてを任せきってよいだろうか？セカンドオピニオンというより、どうすればよいかを他の人に訊かなくて良いだろうか？そう思ったら、ある人に電話していた。「腎臓癌のようだけど、だれか良い病院を紹介してくれる先生はいない？」すぐに知り合いの先生に電話してもらい、明日（土曜日）に挨拶に行くことになった。

癌かぁ。考えてもみなかったなあ。