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手術当日

7月30日

今日は手術当日である。昼過ぎに病室を出て手術室に移るらしい。その前に個室に移ることになった。

個室に移ってからは、手術着に着替え、浣腸して、T字帯を着ける。13年前に胆石の手術で胆のうをとったので、この辺りの手順は良く分かっている。違うのは、両足に履く靴下。きつく両足を圧迫するようになっている。これはエコノミークラス症候群を抑えるためなんだって。手術は数時間もかかるので、その間にエコノミー症候群を発生することがあるらしい。13年の間に、医療技術もさらに進歩したんだろうなと。

考えてみれば胆のうも摘出したわけで、今回は腎臓。さて、死ぬまでにどれほどの臓器をとるのか、なんて考えていると、奥さんが到着。

4時間ぐらいかかるらしいから、その間に新婚時に生活していた世田谷の奥沢の街でも見学に行けば、などと話をしていた(もちろん、行くわけはないのだが)。

看護婦さんが来て、これから手術室へ移りますと。ベッドが動き出すと天井しか見えない。これが最後の眺めかもしれないと思うと、病院の天井はまったく感動しない。もっと演出があってもよい。

手術室で奥さんと別れ、一人中に入る。ベッドを移り、手術台へ。麻酔の先生が来て、昨日の説明にあった脊髄へのカテーテル挿入をする。横になり、膝を抱えるように背中を丸める。背中に針を刺すのだけど、麻酔を打っても少し痛かったので、麻酔は合計2本。

楽な姿勢にもどって、そろそろ眠くなりますよ、という声が最後だった。